7月24日、片瀬海岸東浜に 朝9時に集合をし、NPO法人 湘南ビジョン研究所、一般社団法人日本ブルーフラッグ協会 理事長でもある 片山さんと、徳田さんより、フィールドワークを実施いただきました。一見、キレイに見える砂浜の中に、何があるのか、そして、普段我々だけでは足を運んだことのない、江ノ島海岸へ川から流れ着く河口付近までビーチクリーン活動をしながら、学ぶことができる貴重な時間となりました。
マイクロプラスティック採取体験では、砂の中に、こんなに多くのマイクロプラスティックが見つかること、大きなため息が漏れたり、驚きの声が聞こえていました。
夏の海岸ということもあり、晴天の中、短時間でビーチクリーンのフィールドワークを終え、全員で電車で移動。藤沢駅前の会議室に集まりました。途中、街ゴミも目についた方もいらしたと思います。実は見えないところに、そっと捨てられていることも多く、排水溝から川に流れ、海に運ばれていくことも少なくありません。
ご参加されたのは、大人15名、小人3名の18名にて、会議室で 日本財団さん✖️Project Designさんが制作された「Change for the buleカードゲーム」 を12の役割に分かれて実施しました。朝に、実際に目にしてきた海の状態は、どうして、起こっているのか。
当日は、Project Designの大槻ファシリテーターが
今、我々が直面している現状をわかりやすくお話いただきました。
現在、日本各地を飛び回って、この活動を広めていらっしゃる大槻さんの言葉は、全て、実体験から発せられる言葉、会場の皆さんも、引き込まれるように聞いていたのが印象的でした。
それでは、どのように、私たち一人一人が行動することが必要なのでしょうか。私自身もゲームを体験し、自分が正しいと思い込んでいることが、街の状況により 全く違う影響を与えることになるシュミレーションがゲームの中では体感できました。
最初の街は ごみが沢山の状態でしたが、皆さんが、仕事や生活を考えて過ごすことで、最後には、かなり綺麗な状態な街を作ることができました。参加者の方からは、「日々の習慣は大事なので、生活の中でできることを意識しながら行動していくようにします。」「自分のできることを周りの人も巻き込んでしようと思いました。」「自宅のプラスチックゴミを減らせないか家族会議をする。」「地元の状況を確認したい。」など、今日からの行動を表明される声が多く聞かれました。
やはり、カードゲーム体験も、大切ですが、実際に体感した後のカードゲーム実践もとても大切だと感じるワークショップとなりました。開催場所や、会議室、ご参加いただける人数など、開催が難しい点もございますが、続けていきたいと思います。関心をお持ちになりましたら、お気軽にお問い合わせください。お待ちしています!
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